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平成28(2016)年7月のコラム一覧へ戻る

岡口基一判事と倉田卓次判事

執筆 : 代表弁護士 大塚嘉一

1.岡口判事が、ブログで、自身のブリーフ姿を晒していることは、関係者の間では、長い間、有名でした。今回、やりすぎたようで、東京高裁長官からお小言を頂戴したのは、「自縛」でしたか?それとも「自爆」?

同判事は、確信犯ですから、どこかのメディアが、詳しく正確に彼に言いたいことを発言させてあげればいいのに。

岡口判事の「要件事実マニュアル」は、法曹初心者にも、中堅にも、使い方によって、とっても有用な本。

2.今回のことで思い出すのは、「家畜人ヤプー」。SMと言えばSMですが、衒学趣味と風刺精神に満ち溢れた傑作小説です。

もう30年以上前のことになりますかねえ。誰が作者か、大問題となりました。ご本人は、強く否定していましたが、私は、当時、東京高裁の倉田卓次判事が作者であることに一票。既にお亡くなりになっていますが、以前、お会いしたとき、小柄ながら、時に精悍な表情を隠せなくなるお姿が、強く印象に残っています。

倉田判事は、交通事故の訴訟を整理して、やりやすくしました。今では、あまりに整理されすぎて、かえって個々の事件の個性を重視すべきという反省がなされるほどです。

3.岡口基一は、倉田卓次を超えた?

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