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平成19(2007)年8月のコラム一覧へ戻る

弁護士20年目を迎えて

執筆 : 代表弁護士 大塚嘉一

1.判事、検事、弁護士になるには、通常、司法試験に合格したあと、司法研修所や実務庁等での司法修習を終えなければなりません。戦後間もなくの1期から始まって、私が修習を終了した昭和63年は40番目となり、40期となります。今年(平成19年)8月25日の土曜日、司法修習40期の集会が、修習の終了後20年目を迎えることを記念して、京都で行われました。

司法研修所を出て、10年目には熱海で、20年目には京都で集会を行うのが恒例となっています。20年目のあとは30年目かというと、それはさすがになく、5年目ごとになるそうです。

2.久しぶりにお会いした指導教官の先生方は、お元気そうで何よりでした。修習生仲間も皆、それぞれ活躍しており、うれしいかぎりでした。

昔の思い出話に花が咲き、判事、検事、弁護士、それぞれ持ち場は違っても、「同じ釜の飯を食った」仲間だと実感します。

3.今までは、知識を蓄えること、技術を習得すること、いわゆるリーガルマインドを身につけることなど、まず自分のことを考えていました。これからは、いささかなりとも、後進のために何かお手伝いできることはないか、考える時期にさしかかっているのかな、と思います。

そのためにも、今までもやってきた司法修習委員会の活動や、修習生の指導担当、そして法科大学院の学生のお世話など、できることを精一杯していこうと思っています。

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