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平成26(2014)年11月のコラム一覧へ戻る

まんが日本の歴史(小学館版)を読む

執筆 : 代表弁護士 大塚嘉一

1.子供たちのために買いました。置いておけば勝手に読むだろうと思っています。

大人が読んで、新しい知識が得られるという本ではありません。しかし、知識の整理にはなるかもしれません。確かに人物やエピソードが、絵とともに記憶に残る仕組みです。

本シリーズは、全21巻。付録が2巻。全部を一人の漫画家が書いています。人物のかき分けもうまい。そこらへんが、他の出版社のものとの違いか。

その気になれば、数時間で読めます。

2.気になる点は、先の戦争の評価について、日本に厳しい点。評価だけならまだしも、事実の紹介についても、疑問符が付く個所もあります。

この点は、他の各社の類書にも、共通してみられる傾向です。子供たちに対するケアーが必要な部分かもしれません。

利害の対立の結果、戦争に至ったのであって、それ以外の説明は見苦しいと喝破したマックス・ウェーバーの見地から書かれた本があれば、速攻で買いたい。

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