メインメニュー


弁護士が執筆するコラム - 埼玉県さいたま市の弁護士事務所- 菊地総合法律事務所は、相続、不動産、同族会社の案件や、株式買取請求などの非公開会社の案件を多数解決しています。その他、交通事故や貸金などの一般民事事件、離婚、財産分与などの家事事件、少年・刑事事件、そして企業法務や自治体の法務にも経験をつんでおります。


ナビゲーション

平成29(2017)年11月のコラム一覧へ戻る

山極寿一、尾本恵市「日本の人類学」を読む

執筆 : 代表弁護士 大塚嘉一

1.「アメリカ的・キリスト教的な倫理観によって力で制圧していかないと、平和をもたらすことができない。これは、日本がずっと依拠してきたアニミズムや仏教にはない発想です。そういう信念を持つ国が世界を制しているということに対して、我々は何か言うべきではないか」。著者の一人である山極寿一の言葉である。もう一人の著者である尾本恵市も、これに同意している。

戦国時代の日本はどうであったか。戦国大名による力の対決の時代であったのではないか。織田信長は、お寺にどう対処したか。実力で制圧したのではないか。

2.お二人ともたいへんな碩学である。しかし、もっと全人類に共通する普遍的な視点で研究してもらいたいなあ。

一覧へ戻る