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弁護士が執筆するコラム - 埼玉県さいたま市の弁護士事務所- 菊地総合法律事務所は、相続、不動産、同族会社の案件や、株式買取請求などの非公開会社の案件を多数解決しています。その他、交通事故や貸金などの一般民事事件、離婚、財産分与などの家事事件、少年・刑事事件、そして企業法務や自治体の法務にも経験をつんでおります。


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平成28(2016)年7月のコラム一覧へ戻る

エリ・ヴィーゼルが亡くなった

執筆 : 代表弁護士 大塚嘉一

1.エリ・ヴィーゼルが、7月2日、亡くなりました。

彼は、ホロコーストの生き残り。1986年、ノーベル平和賞を受賞しています。

たくさん、本を書いていますが、私にとっては、「夜」。鏡を見ていると、死者が、こちらを見ています。そして、「どうして、死んだのが私であって、お前ではないのだ」と問いかけられるのです。

人生における偶然。生き残った者の責任。いろいろなことを考えさせられます。

2.共感の輪をどこまで広げられるのか、だと考えます。無念にも死んでいった人のことを忘れてはならない、と思うのです。

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